神の世界で見た母の姿。愛と光、そして覚悟。

神の世界で見た母の姿。愛と光、そして覚悟。

昨年の暮れに、母が突然逝ってしまった。
日ごろから、死ぬときは誰にも迷惑をかけず、
「ぽっくり死にたい」そう言っていた通り、前日の夜も電話で話をしていたため、

まさしく嘘の様で、しばらくは現実なのか夢なのか、
なにも実感できないまま時間だけが無情に過ぎていきました。

神に通じてると思っていた自分が、何だったんだろう?と…

母は希望通りの死に方で、
ある意味、本人に限らず、残されるものにとっても
幸せな死に様だったと時間が経つほどにそう思えました。

私は、龍神様と共にいる魂なので、常に龍神様を感じています。

母の遺体を病院から連れて帰るときも、
そして通夜、告別式の日も、横から吹き抜けるような強風と雨、
下から吹き上げ舞うように吹く風を感じ、龍神様が共に見守り、
涙を流してくれているのを感じました。

納棺の前に母に化粧をしながら、不思議な道へと導かれて行く私を、
最後まで信じてくれた大きな愛に心から感謝し、
「尊敬し、愛しています」と何度も告げました。

斎場から出棺の際も風が舞うように吹き、
火葬場へ着くころには雨が雪に変わっていました。
大抵、私の行くところは、陽がさすことがほとんどなのに、
まったくもって不思議な天気でした。

そして荼毘に付されるとき、
待合室の大きな窓から見えた雪の舞う光の無いグレーだった空に、
突然、正面に見える山々の一箇所へ、まっすぐ天から降りるように陽がさしはじめ、
空がまるで割れていくように明るく輝きだしたと思ったら、
そこに鮮やかにきれいな虹が現れたのです。

それまで涙が止まらず泣き続けていた私を、
まるでなだめ、あやすかのように、七色の紫まではっきりとわかる
あまりにきれいな虹を見て、思わず、笑顔になった自分がいました。

待合室の窓から見えた虹

そしてその時、脳裏に見えた母の姿は、
不思議な衣装を着て、頭にも不思議な髪飾りを付けながら、
光を伴いながら龍神様と共に虹を上がって行く姿でした。

その姿から、天に迎えられていることを知り、私の不安を吹き消してくれました。

数日後、12月に行った交信の最後に、
なんと母の魂が現れ、天からのご褒美として、
母からの言葉をありがたく受けとることができたのです。

「この私の姿、あんたには見えてるな?
あんたに起きる不思議なことを、
なんであんたがそういうことになるんやろ?
あんたはいったい誰の子やな?
そう何度も思ったけれど、私の方が先やったのかな…
私は菩薩やった…
あんたは菩薩の子や。
私のお役を終え、天に戻れることとなった。
私のやるべき使命を無事終えたということや。
だから自分を責めることも悔やむ必要もない。
すべてが予定通りのことやった。

ありがとう。
あんたのおかげで、お役を終えて帰ることができるということや。

49日目には神の世界の扉が開き、
菩薩として神の世界に戻ります。
この世で得たもの、感情も記憶もすべてを手放し、忘れ、捨てていきます。

ありがとう。
今世の人生はとても幸せなものでした。
感謝しかない。さあ、あんたの不思議は必然や。

どうか、新しき世のために、
必要な魂と、封印された神を浄化し神の力を取り戻し、
この星を守っていってください。

あんたに与えられた使命です。
ご使命果たされませ。
もう振り返らず行きますね。
ありがとう…
さようなら。」

私自身も、なぜ自分だったのだろう。
そう思いながら、与えられ導かれるままにご使命を果たそうとしてきたことですが、
母の魂を通して教えられたことに深く感謝し、
今後、より確信をもって力尽くそうと誓うことができました。

人知れず我らの動きは裏の動きかもしれませんが、
きっとこの世を守る大きな力になっていると、
我らとともにある神々に、
そして天の神の優しさに心より感謝いたします。

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